ジュエリーのキャッチセールスについて

OL時代、勤務地が横浜だったので、横浜駅周辺のデパートでウィンドウショッピングをして帰宅するのが、毎日の習慣になっていました。その日も、特に目的もなく、ぷらぷらと一人で歩き回っていたら、一人の男性に呼び止められました。その男性は「ジュエリー販売をしている者です。」と自己紹介をし、「お時間があるようでしたら、お茶を飲みながらお話を聞いていただきたいのですが。」と言います。よくよく考えれば、非常に怪しいのですが、なぜか私はついていってしまいました。


駅前の喫茶店に案内され、席に着くと、男性は「自分はジュエリーデザイナーをやっています。しかしなかなか売れないので、街ゆく女性に声をかけて、デザインをさせていただけないかお願いしているんです。」と言い出しました。「キャッチだ・・・。」と気づいた私は、穏便にその場を去ろうとしたのですが、男性はいきなり「お願いします。私を買ってくださいっ。」と土下座をはじめたのです。店中の注目を浴びて焦る私。何とか逃げましたが、ああいう商法もあるのだとはじめて知った出来事でした。
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